ホウライアキコがデビューから無傷の3連勝で重賞2勝目、今後の展望が広がった
5日、京都競馬場でデイリー杯2歳S(2歳・GII・芝1600m)が行われ、道中差のない3番手でレースを進めた和田竜二騎手騎乗の2番人気ホウライアキコ(牝2、栗東・南井克巳厩舎)が、4コーナー出口で先頭に並びかけ直線抜け出し、中団待機策から脚を伸ばしてきた1番人気アトム(牡2、栗東・池江泰寿厩舎)の追撃をクビ差を抑えて優勝した。勝ちタイム1分33秒2(良)は、京都芝1600m(外)の2歳戦レコード。
さらに3馬身差の3着に4番人気ピークトラム(牡2、栗東・橋口弘次郎厩舎)が入った。なお、3番人気ライザン(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)は、11着に終わっている。
勝ったホウライアキコは、父ヨハネスブルグ、母ホウライサンデー、その父サンデーサイレンスという血統。今年7月に小倉(芝1200m)でデビューし、続く小倉2歳Sを快勝。1600mへの距離延長となるここでも軽快なスピードを見せて、暮れの阪神JFや翌年のクラシックにも展望が開ける勝利を決めた。
【勝ち馬プロフィール】
◆ホウライアキコ(牝2)
騎手:和田竜二
厩舎:栗東・南井克巳
父:ヨハネスブルグ
母:ホウライサンデー
母父:サンデーサイレンス
馬主:橋元幸平
生産者:ナカノファーム
通算成績:3戦3勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:小倉2歳S(GIII)