東西で良血馬がデビューする開幕週。先陣を切った東京の芝7F戦は2番人気のスウェプトオーヴァーボード産駒ヴァイスフェッター(牡、美浦・栗田博)が2着馬の猛追をしのいで逃げ切った。タイムは1分25秒1。半兄には日曜の信越S(新潟11R)に出走するウインドジャズがいる。ダイワスカーレットの子で1番人気に推されたダイワレジェンドは2着。スタートはゆっくりだったが、二の脚で中団へ。残り100mを切ってエンジンがかかったが、鼻差及ばなかった。なお、さらに3/4馬身差の3着は7番人気のオリエンタルダガーだった。
蛯名は「いいペースで運べたし、最後までしぶとく走ってくれたね。距離はマイルくらいまでが良さそう」と納得の表情を見せた。一方、2着ダイワレジェンドの北村宏は「坂下までに射程圏に入れたくて、早めに押し上げたんだけど…」と唇をかんだ。
提供:デイリースポーツ