30日、高崎競馬場で行われた二歳優駿(2歳、ダート1500m、1着賞金150万円)は、水野貴史騎手騎乗の2番人気ビエントヌエボー(牡2、高崎・川嶋弘吉厩舎)が、道中中団追走から差し切り勝ちを決めた。勝ちタイムは1分38秒5(稍重)。3馬身差の2着には逃げた1番人気ドラゴンウィンが、さらに2馬身差の3着には2番手追走の3番人気キザキノシアトルが入った。
勝ったビエントヌエボーは、父バブルガムフェロー、母エンジェルクロス(その父シービークロス)という血統。半兄に02年武蔵野S(G3)を勝ったダブルハピネス(牡、父ロイヤルアカデミーII)がいる。
9月26日に高崎競馬で行われたデビュー戦を圧勝。11月6日には東京競馬場で行われた百日草特別(2歳、500万下)に出走するが、シンガリ負けに終わった。11月21日の重賞、雷電賞を2着し、12月19日の中山競馬場で行われた前走、2歳500万下(中山・ダート1800m)ではトラストジュゲムの5着に健闘していた。今回の勝利が重賞初勝利。通算成績5戦2勝。