今回も先手を取った横山和生騎手騎乗のフクノドリームが、そのまま逃げ切り人馬共に嬉しい重賞初勝利を決めた/エーデルワイス賞(撮影:田中 哲実)
10日、門別競馬場で第16回エーデルワイス賞(GIII・2歳・牝・ダ1200m・1着賞金2000万円)が行われ、先手を取った横山和生騎手騎乗の1番人気フクノドリーム(牝2、美浦・杉浦宏昭厩舎)が、そのまま直線に入って後続を突き放し、2着に入った12番人気ラブミーブルー(牝2、北海道・角川秀樹厩舎)に4馬身差をつけ逃げ切り優勝した。勝ちタイムは1分11秒6(稍重)。
さらに2馬身差の3着に9番人気ピクニックソング(牝2、栗東・境直行厩舎)が入った。なお、2番人気ノットオーソリティ(牝2、北海道・田中淳司厩舎)は4着、3番人気クーファナイン(牝2、栗東・山内研二厩舎)は12着にそれぞれ終わった。
勝ったフクノドリームは、父ヨハネスブルグ、母キャニオンリリー、その父エルハーブという血統。新馬戦(ダ1000m)2着のあと、同条件の未勝利戦と、芝のすずらん賞を連勝。再びダート戦となったここでも持ち前のスピードを見せつけて、鞍上の横山和生騎手ともども嬉しい重賞初制覇を決めた。
【勝ち馬プロフィール】
◆フクノドリーム(牝2)
騎手:横山和生
厩舎:美浦・杉浦宏昭
父:ヨハネスブルグ
母:キャニオンリリー
母父:エルハーブ
馬主:福島実
生産者:谷川牧場
通算成績:4戦3勝(重賞1勝)