ツルマルボーイ、種牡馬入り

2005年01月04日 10:49

 3日、04年安田記念(G1)を制したツルマルボーイ(牡7、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、現役を引退し種牡馬入りすることが明らかになった。今後は静内町アロースタッドで繋養される。ダンスインザダーク産駒としては初の種牡馬入りで、サンデーサイレンスの孫ではダイタクリーヴァ(牡8、父フジキセキ)に続く種牡馬入りとなる。

 ツルマルボーイは、父ダンスインザダーク、母が94年朝日チャレンジC(G3)を制したツルマルガール(その父サッカーボーイ)という血統で、父・母ともに橋口弘次郎調教師の管理馬。半弟が03年プロキオンS、シリウスS(共にG3)2着などの実績馬ツルマルファイター(牡6、栗東・橋口弘次郎厩舎、父フォーティナイナー)、全妹がツルマルシスター(野路菊S-OP)、半弟が現3戦2勝のツルマルフェロー(牡3、栗東・橋口弘次郎厩舎、父バブルガムフェロー)で、伯父がツルマルガイセン(牡10、父ヤマニンスキー、中日新聞杯-G3)と、活躍馬が多数輩出されている一族になる。

 00年7月のデビュー戦(小倉・芝1200m)を飾ると、その後は勝ち切れない競馬が続くが、02年中京記念(G3)で重賞初制覇。02年金鯱賞(G2)を勝つも、02年、03年宝塚記念(G1)を連続2着、03年天皇賞・秋(G1)2着と、G1戦線で勝ち切れないでいた。G1・8回目の挑戦となった昨年の安田記念で悲願のG1制覇を飾り、ザッツザプレンティ(03年菊花賞-G1)に続きダンスインザダーク2頭目のG1馬に。04年秋は、休み明けの天皇賞・秋で4着、現役最後のレースとなった有馬記念(G1)では8着に敗れた。通算成績32戦7勝(重賞3勝)。

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