京都4Rのメイクデビュー京都(2歳新馬、ダート1200m)は4番人気アピロボーイ(森一馬騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分12秒1(不良)。5馬身差2着に10番人気シゲルビッチュウ、さらにクビ差で3着に5番人気フルアヘッドが入った。
アピロボーイは栗東・松永昌博厩舎の2歳牡馬で、父シニスターミニスター、母エアソーニャ(母の父アグネスタキオン)。
〜レース後のコメント〜
1着 アピロボーイ(森騎手)
「二の脚が速く、楽に行けました。道中、息を入れて運べ、余裕がありました。スピードがあります」
(松永昌博調教師)
「今日の競馬は楽でしたね。この後のことはこれから考えます」
4着 ガンジー(幸騎手)
「初戦ですから仕方ありませんが、馬を気にしたり、砂を被って進んで行きませんでした。3コーナーで外に出し、砂を被らなくなってから長くいい脚を使っています。次はいいと思いますよ」
5着 ビースティ(福永騎手)
「スタートは速かったのですが、その後、スピードに乗れませんでした。乗りやすく、いい馬ですよ」
京都5Rのメイクデビュー京都(2歳新馬、芝1800m)は1番人気トーセンスターダム(武豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分52秒6(重)。クビ差2着に3番人気リバーソウル、さらに5馬身差で3着に5番人気ショウサンミーベルが入った。
トーセンスターダムは栗東・池江泰寿厩舎の2歳牡馬で、父ディープインパクト、母アドマイヤキラメキ(母の父エンドスウィープ)。
〜レース後のコメント〜
1着 トーセンスターダム(武豊騎手)
「血統も良く、乗り味もいい馬です。とにかく走りのバランスが良く、折り合いもしっかりつきました。これくらいの(渋った)馬場は十分こなしてくれます。まだ自分からレースをしようという感じではありませんね。まだまだ奥がありそうです」
(池江泰寿調教師)
「ズブい面がありましたが、中間の追い切りで騎手に乗ってもらったことで改善されていました。次は黄菊賞か京都2歳Sの予定です」
3着 ショウサンミーベル(松山騎手)
「スタートは良かったのですが、無理せず、逃げ馬の後ろでレースを運びました。ラストはフワフワする面がありました。でも、使いつつ良くなって来るでしょう。良馬場ならもう少し走れたと思います」
4着 ディープミタカ(藤岡康騎手)
「スタートは上手です。3番手の外で折り合いをつけてレースをうまく運べましたが、体に緩いところがあり、こういった馬場は向いていませんね。次に良くなって来そうです」
提供:ラジオNIKKEI