東京3Rのメイクデビュー東京(2歳新馬、ダート1400m)は13番人気ブルーボサノヴァ(柴田大知騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分26秒7(重)。1馬身3/4差2着に2番人気コグノセンティ、さらにハナ差で3着に11番人気キョウエイボヌールが入った。
ブルーボサノヴァは美浦・和田雄二厩舎の2歳牝馬で、父パイロ、母トーヨーサンバ(母の父ティンバーカントリー)。
〜レース後のコメント〜
1着 ブルーボサノヴァ(柴田大騎手)
「稽古でゲートから出して気合いをつけたらフォームがバラバラになっていましたから、今日は好スタートを切ったのですが、急がせず、タメるだけタメてみました。それで直線、外へ出したらどのくらいの脚を使うか試してみたら、想像以上の脚を使ってくれました。今日は、外枠、馬場コンディション、どちらもいい条件とは思えなかったんですが、それでこれだけ走るんですから楽しみですね」
2着 コグノセンティ(田辺騎手)
「楽々と勝てるかという手応えで来ていたんですが、その割には伸びませんでした。まだそれほど強い稽古をしていないせいでしょうか。使われて次は良くなると思います。芝でもいいような気がしますね」
3着 キョウエイボヌール(津村騎手)
「ゲートで立ち上がってスタートはまともに出られませんでした。ただ、追ってからの伸びが良かったので、精神的な面だけですね」
4着 ニシノゲンキマル(柴田善騎手)
「稽古は全然動かない馬ですが、レースでいい面を出してくれました。嬉しい誤算ですね。ただ、砂を浴びて首を上げてしまってましたが、そんな格好をしながら走るんですから、中々いいですよ」
東京5Rのメイクデビュー東京(2歳新馬、芝1400m)は1番人気ルミニズム(後藤浩輝騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分27秒3(重)。3馬身差2着に2番人気サンキュージョン、さらに1/2馬身差で3着に11番人気クリノミユキチャンが入った。
ルミニズムは美浦・大竹正博厩舎の2歳牡馬で、父ゼンノロブロイ、母ルミネンス(母の父ジェイドロバリー)。
〜レース後のコメント〜
1着 ルミニズム(後藤騎手)
「強い、本当に強いです。レースを支配しているというか、自分の前には来させないオーラが出ているようで、着差以上の強さでした。新馬の中に1頭、古馬が入っているみたいです。今日は本当に完璧でしたが、次にテンションが上がらないようにしたいですね」
2着 サンキュージョン(田辺騎手)
「調教が良くて、勝てると思っていたんですが、悪い馬場でその走りが出ませんでした。良ならあれからシュッと伸びるんですがね。良馬場で仕切り直しです。ただ、ジッとしていて差す競馬が出来ましたから、次に繋がってくれればと思います。能力は高いですよ」
3着 クリノミユキチャン(大庭騎手)
「走りは軽くてしっかり走る馬ですね。道悪も上手でした。ただ、口が敏感な馬で、やさしく乗っていかないと難しい面が出そうです。今日はすんなり行けて、流れもハマッた感じです。よく頑張りました」
提供:ラジオNIKKEI