鮮やかな逃走劇を演じて、4番人気のアピロボーイ(牡、父シニスターミニスター、栗東・松永昌)が後続を完封。抜群のスタートダッシュで主導権を奪うと、馬場も味方につけて最後までスピードが鈍ることなく楽々と押し切った。勝ちタイムは1分12秒1。5馬身差の2着は10番人気のシゲルビッチュウ、さらに首差の3着には5番人気のフルアヘッドが入った。なお、1番人気のガンジーは直線で猛然と追い込んだものの、追走に手を焼いたのが響いて4着に敗れた。
「二の脚が速く、楽な感じでハナへ。息も入れられたので残り1Fでも余裕があったし、スピードがありますね」と森。次戦は未定ながら、松永昌師は「実戦向きなのかな。ダートの短距離が合う」と笑みを浮かべた。
提供:デイリースポーツ