大ピンチ一転、写真判定の末に勝利をつかんだ。スタートで大きく出遅れるロスを跳ね返して、11番人気のカッテ(牝、父チアズブライトリー、美浦・宗像)が1分43秒8のタイムでV。序盤から緩やかなペースで進んだことで最後方ながらも馬群に取りつくと、直線で田中勝は内ラチ沿いへエスコート。横一線の攻防から人気馬が脱落するなか、2着の4番人気シングンゴールドに鼻差で競り勝った。さらに半馬身差の3着争いも接戦となったが鼻差で5番人気コルカロリに軍配。なお、先頭集団で運んだ1番人気マイネルシャルフは直線半ばで後退して7着、2番人気ニシノソラカラは勝負どころでの行きっぷりが悪く14着に沈んだ。
提供:デイリースポーツ