田辺の左ステッキ一発で力強く抜け出し、2番人気のカラダレジェンド(牡、父フレンチデピュティ、美浦・尾形和)が1分24秒4のタイムで初陣を飾った。道中は好位をスムーズに運んで、直線で楽に前との差を詰めてかわし去ると、最後は流す余裕を見せてのフィニッシュ。2馬身差の2着は内ラチ沿いを伸びた14番人気のタイセイティグレス、さらに1馬身1/4差の3着には盛り返すしぶとさを見せた9番人気のヤマニンブロケードが入った。なお、1番人気のタマユラは好位馬群でレースを進めたが、ラストの伸びを欠いて14着に終わった。
田辺は「期待していた馬。追ってどうかと思っていたけど、期待以上の走りだった」と絶賛した。状態次第では次週の京王杯2歳S(9日・東京、芝1400m)へ連闘する可能性もある。
提供:デイリースポーツ