13日、先日引退が発表され、北海道静内町アロースタッドで種牡馬入りした04年安田記念の覇者ツルマルボーイ(牡7)の種付料が受胎確認後50万円、出生確認後80万円に設定されたことがわかった。
ツルマルボーイは、父ダンスインザダーク、母が94年朝日チャレンジC(G3)を制したツルマルガール(その父サッカーボーイ)という血統。半弟が03年プロキオンS、シリウスS(共にG3)2着などの実績馬ツルマルファイター(牡6、栗東・橋口弘次郎厩舎、父フォーティナイナー)、全妹がツルマルシスター(野路菊S-OP)、半弟が現3戦2勝のツルマルフェロー(牡3、栗東・橋口弘次郎厩舎、父バブルガムフェロー)で、伯父がツルマルガイセン(牡10、父ヤマニンスキー、中日新聞杯-G3)と、多くの活躍馬が輩出されている。
昨年、トサミドリが記録した父内国産種牡馬の勝利数を、45年ぶりに更新する116勝を挙げたダンスインザダーク。その初の後継種牡馬となるツルマルボーイに、事務局のジェイエスは「発表後、多くの問い合わせをいただいております。種付料もオーナーサイドのご理解をいただきましたので、1頭でも多くの産駒を送り出したいですね」と、手応えを感じている様子だ。