14日、01年JBCスプリント(交流G1)を制したノボジャック(牡8、栗東・森秀行厩舎)が、14日付けでJRA競走馬登録を抹消されることになった。今後は北海道浦河町の日高スタリオンステーションで種牡馬入りする。
ノボジャックは、父フレンチデピュティ、母フライトオブエンジェルス(その父アフリート)という血統。半弟がJRA・4勝のウォーターゴーラン(牡6、栗東・岡田稲男厩舎、父Afternoon Deelites)、伯父にゴーンフォーリアル Gone for Real(父Gone West、ロイヤルパームH-米G3)がいる。99年9月にデビューすると、2戦目(中山・ダート1200m)で初勝利。京王杯3歳S(G2)2着、朝日杯3歳S(G1)8着など、2歳時は芝路線で活躍したが、3歳以降はダート路線に活路を見出すと、01年黒船賞(G3)を皮切りに、群馬記念、北海道スプリントC、クラスターC(全てG3)、東京盃(G2)、第1回JBCスプリント(G1)を連勝。その後も02年群馬記念、03年黒船賞を制すなど、交流重賞8勝を挙げた。04年兵庫ゴールドT(G3)2着が最後のレースとなった。通算成績43戦11勝(地方25戦8勝)。