デンコウオクトパスが危なげなく逃げ切り、重賞3勝目を挙げた
9日、京都競馬場で京都ジャンプS(3歳上・JGIII・障害3170m)が行われ、先手を取った西谷誠騎手騎乗の1番人気デンコウオクトパス(牡6、栗東・坂口正則厩舎)が、そのまま最後まで先頭を譲らずゴールを駆け抜け、2着の4番人気メイショウヨウドウ(セ5、栗東・池添兼雄厩舎)に1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分32秒4(良)。
さらに3馬身差の3着に3番人気ニジブルーム(牡5、栗東・山内研二厩舎)が入った。なお、2番人気オンワードデューク(牝5、栗東・柴田政見厩舎)はニジブルームとクビ差の4着に終わった。
勝ったデンコウオクトパスは、父マヤノトップガン、母シルキーマニッシュ、その父リズムという血統。骨折による長期休養明けだった前走・阪神ジャンプSは5着だったが、明け2戦目のここで逃げ切り勝ちを決め、2012年10月の東京ハイジャンプ以来となる重賞3勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆デンコウオクトパス(牡6)
騎手:西谷誠
厩舎:栗東・坂口正則
父:マヤノトップガン
母:シルキーマニッシュ
母父:リズム
馬主:田中康弘
生産者:見上牧場
通算成績:36戦9勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2012年東京ハイジャンプ(JGII)