16日、京都競馬場で行われた5R・3歳新馬(牝・芝1400m)は、熊沢重文騎手騎乗の6番人気ナリタシークレット(牝3、栗東・木原一良厩舎)が、中団追走から先に抜け出した3番人気フレンチムスメとの叩き合いをクビ差制して優勝。勝ちタイムは1分25秒0(稍重)。さらに1.1/2馬身差の3着には逃げた1番人気プリンセスルシータが入った。
勝ったナリタシークレットは、父フジキセキ、母フラワースカイ(その父Caerleon)という血統。牝系からは、99年スプリントC(英G1)を制し、00年安田記念(G1)で2着に入ったディクタット Diktat(父ウォーニング)、ラシアンリズム Russian Rhythm(父Kingmambo、英1000ギニー-英G1)、ドゥマーニ Dumaani(父Danzig、95年京王杯スプリングC-G2)など、活躍馬が輩出されている。
3R・3歳新馬(ダート1400m)は、福永祐一騎手騎乗の1番人気セレスエンブレム(牡3、栗東・中竹和也厩舎)が、好位追走から2番手追走の2番人気バルタバスをクビ差捕らえて快勝した。勝ちタイムは1分27秒4(稍重)。さらに2.1/2馬身差の3着には4番人気スペラーレが入った。
勝ったセレスエンブレムは、父Belong to Me、母Decorated Empress(その父Well Decorated)という血統の米国産馬。父ビロングトゥーミー Belong to Me(その父Danzig)は、ベストターンS(米G3)の勝ち馬で、日本での産駒には現2勝のサクセスドマーニ(牡3、栗東・藤岡健一厩舎)などがいる。