搭載エンジンの違いを見せつけた。2番人気の
アズマシャトル(牡、父ゼンノロブロイ、栗東・加用)がはじけるように伸びて2馬身半差で快勝。道中は先団を見ながら中団の外を追走し、勝負どころで前を射程圏に入れて好位まで進出。逃げた5番人気の
ビアンコカンドーレ(2着)を目標に追い出されると、一気に加速して抜け出した。勝ちタイムは1分36秒5。さらに1馬身1/4差の3着には1番人気の
サトノルパンが入った。
松山は「強かった。競馬が上手。距離が延びても大丈夫です」とうなずく。加用師も「落ち着いているしセンスがあるね」と笑顔。今後は一戦を挟んでラジオNIKKEI杯2歳S(12月21日・阪神、芝2000m)へ向かうローテが有力だ。
提供:デイリースポーツ