センスの高い素質馬ラングレー(写真は2013年新馬優勝時、撮影:下野雄規)
毎年素質馬が揃うレースで、今年もハイレベルな新馬戦を制したラングレーや強い内容で新馬戦を制したサトノアラジン、いちょうSを制したイスラボニータなどの好メンバーがエントリーしてきた。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■11/16(土) 東京スポーツ杯2歳S(2歳・GIII・東京芝1800m)
ラングレー(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)は、昨年のダービー馬ディープブリランテの全弟ゼウスバローズや、今年の弥生賞を制したカミノタサハラの全弟ベルキャニオンが出走したハイレベルな新馬戦を、内から抜け出すセンスの高い走りで快勝。素質は間違いなく高そうで、来年のクラシックに向けてここは獲っておきたいタイトルだろう。
サトノアラジン(牡2、栗東・池江泰寿厩舎)は新潟で行われたデビュー戦で単勝1.5倍のダントツの1番人気に支持されて、レースでも軽く追われただけで2着に3馬身以上つける大楽勝。当然ここに入っても通用する素質の持ち主で、ラングレーとのディープインパクト産駒対決が楽しみだ。
イスラボニータ(牡2、美浦・栗田博憲厩舎)は新馬戦を快勝して臨んだ新潟2歳Sでハープスターの強烈な末脚に屈するも、次走のいちょうSでは好位から抜け出して完勝。前記2頭の素質はかなり高そうだが、3戦のキャリアを生かして好勝負に持ち込んできそうだ。
その他、アスター賞を勝ったウインマーレライ(牡2、美浦・高木登厩舎)、萩S2着のワンアンドオンリー(牡2、栗東・橋口弘次郎厩舎)などが出走予定。発走は15時30分。