24日(日)に行われるジャパンカップ(GI)に出走予定の外国馬3頭の22日の調教状況、関係者のコメントがJRAから発表された。3頭が調整している東京競馬場の天候は晴、ダートコースは良馬場だった。
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ドゥーナデン(牡7)】
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マチュー・ブラム厩務員が騎乗
・調教時間 7:28〜7:56
・調教内容 ダートコースで常歩1/2周、軽いキャンター3/4周、常歩1/4周、キャンター1/2周、ギャロップ1/4周
ミケル・デルザングル調教師のコメント「
オーストラリアから香港経由での輸送は思ったより長かったですが、輸送慣れしている馬なので、回復も早く、フレッシュな状態で順調に仕上がっています。2400mはこの馬にとって最適な距離で、ペースは速い方がいいです。良馬場の方が力は発揮できますが、芝コースの感触は硬く感じましたので、もう少し軟らかい方が良いです。馬番の10番はいい位置ですし、中団につける競馬となるでしょう。明日も今日と同じような運動をする予定です」
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シメノン(セン6)】
・エメット・マリンズ調教助手が騎乗
・調教時間 7:39〜8:15
・調教内容 装鞍所からパドックをスクーリングした後、ダートコースでダク3/4周、キャンター3/4周、常歩3/4周、キャンター3/4周、常歩1/4周、キャンター3/4周
エメット・マリンズ調教助手のコメント「馬はとても良好な状態で、気分よく過ごしています。馬番は14番で希望よりは外になってしまいましたが、今日調教師が来るので、作戦を考えることになるでしょう」
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ジョシュアツリー(牡8)】
・ジェーソン・テイト厩務員が騎乗
・調教時間 7:25〜7:37
・調教内容 ダートコースでダク1/4周、キャンター3/4周
エドワード・ダンロップ調教師のコメント「今朝の馬の動きや様子は良く、馬体重も問題ありません。大外枠を引いたこと以外は大変満足しています。大外枠になったことで戦略を考え直さなければならないと思いますが、J.ムルタ騎手という素晴らしい騎手が騎乗するので彼に任せることになるでしょう。なお、騎手は調教には乗らず、レース当日のみ騎乗する予定です。芝コースの感触は、とても乾いていて硬く感じましたので、もう少し軟らかい方が良いです。前回のジャパンカップは長いシーズンの終わりでのレースということもあり残念な結果になりましたが、今年はシーズン後半に照準を定めてきているので、前回の結果は無視してよいと思います。日本馬では
ゴールドシップ、
ジェンティルドンナ、
エイシンフラッシュの3頭に注目しています」
ジョシュアツリーが2010年に参戦した時はアイルランドのエイダン・オブライエン厩舎に所属していた。
(JRA発表)
提供:ラジオNIKKEI