パワフルに砂を蹴り上げ、最後は突き放した。好スタートから主導権を握った2番人気のエスメラルディーナ(牝、美浦・斎藤)が1分39秒9のタイムで快勝。抜群の反応で飛び出してハナへ。4角では一気に後続が襲いかかったが、残り200mで中団追走から勝負どころで押し上げた1番人気ドラゴンキングダム(2着)を退けると、5馬身差をつけて余裕のフィニッシュを決めた。父ハーランズホリデイは02年フロリダダービーなど米GIを3勝し、03年のドバイWCの2着馬。さらに3馬身半差の3着には3番人気のクロフネフリートが続いた。
後続を離した内容に、手綱を取ったウィリアムズも「スピードもあって、折り合いもついていた。きょうは楽勝と言える内容でした。芝もこなせるスピードがありそうですし、先々が楽しみな馬ですね」と素質の高さを口にした。
提供:デイリースポーツ