大井の日韓交流戦、逃げ切り決めた韓国のワッツヴィレッジ(撮影:高橋正和)
26日、大井競馬場で韓国から3頭が参戦した日韓交流競走・インタラクションカップ(3歳上・ダ1200m・1着賞金1000万円)が行われ、スタートから押して先手を取ったソ・スンウン騎手騎乗の9番人気ワッツヴィレッジ(牡3、韓国・ウ・チャング厩舎)が、そのまま直線に入って一旦は後続を突き放し、最後に差を詰めてきた2番人気ミヤサンキューティ(牝5、大井・鈴木啓之厩舎)をクビ差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分12秒3(不良)。
さらに1馬身差の3着に3番人気コウギョウダグラス(牡6、大井・松浦裕之厩舎)が入った。なお、1番人気セントマーチ(牡5、大井・荒山勝徳厩舎)はコウギョウダグラスからクビ差の4着に終わった。
また、他2頭の韓国勢については、5番人気フライトップクイン(牝3、韓国・チェ・ボンジュ厩舎)が11着、12番人気フルムーンパーティ(牝3、韓国・イ・シンヨン厩舎)が13着だった。
勝ったワッツヴィレッジは、父Forestry、母Edey's Village、その父Silver Deputyという血統の米国産馬。9番人気という低評価を覆す見事な逃げ切りで日韓交流戦を制した。
【勝ち馬プロフィール】
◆ワッツヴィレッジ(牡3)
騎手:ソ・スンウン
厩舎:韓国・ウ・チャング
父:Forestry
母:Edey's Village
母父:Silver Deputy
馬主:オ・ヒョンジュ
生産者:Eugene Melnyk
通算成績:13戦7勝