11月30日(土)の中山5R(芝1800m)でデビューを予定しているヒラボクダービー(撮影:佐々木祥恵)
国枝栄厩舎のヒラボクダービー(牡2・父ステイゴールド)とサトノバセロン(牡2・父シンボリクリスエス)は、共に11月30日(土)の中山5R(芝1800m)でデビューを予定している。両馬について、陣営に取材した。
ヒラボクダービー
「動きはなかなか良いですね。普段から元気良いです。ステイゴールド産駒ですが、気性的にも問題がなさそうですよ。ゲートは普通に出るし、切れ味も持っていて、良い素質がありそうですね。馬体重は490キロくらいです」(国枝調教師)
ヒラボクダービーは、祖母がエリザベス女王杯勝ちのタレンティドガール、近親にヴィクトリアマイル優勝のホエールキャプチャがいる良血だ。「まだ赤ちゃんなんですよ」と今村美佐子厩務員が言う通り、その表情はまだあどけないが、将来はダービーを目指す器に成長してほしいものだ。
サトノバセロン
「ラストの伸びが今ひとつで、まだ物足りないところはありますけど、奥手のタイプなのかもしれないですし、今後の成長に期待したいですね」(国枝調教師)
なおNHKマイルCに優勝した厩舎ゆかりのピンクカメオの初子・ブルーロータス(牝2・父ディープインパクト)は、12月8日(日)の中山6R・牝馬限定の新馬戦でデビューを予定している。(取材・写真:佐々木祥恵)