豪快な追い込みで勝ち名乗りを上げた。道中は後方2番手でじっくり構えた3番人気のアカノジュウハチ(牡、父ゼンノロブロイ、美浦・尾関)が、直線で末脚を爆発させて快勝。坂を上がってからトップギアに入ると、外から1頭だけ違う脚色で突き抜けた。勝ちタイムは1分51秒1。好位のインでロスなく立ち回った14番人気のコスモチョコレイが3/4馬身差の2着に食い込み波乱を演出。さらに1馬身1/4差の3着は2番人気のミスアシング、1番人気のヒラボクダービーは3番手でスムーズに運んだが、ピリッとした脚が使えず5着に敗れた。
「ケイコでいい動きをしていたからね。気性的に散漫なところがあるので、道中はせかさずじっくり運んだ。追い出してからもいい体の使い方だった」と田中勝は絶賛した。次走は未定。
提供:デイリースポーツ