ハープスター(中)とレーヴデトワール(右)(撮影:花岡貴子)
12月8日、阪神競馬場で行われる第65回阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳・牝・GI・芝1600m・1着賞金6500万円)の枠順が、6日確定した。
松田博厩舎のハープスターは5枠10番、レーヴデトワールは1枠1番に入った。
ハープスターがほぼ真ん中の枠に入ったことに対して松田博師は「いいじゃないか」と笑顔を見せた。ゲートに後から入れる偶数番枠を引いたことも「よかった」と満足そうな表情で話した。
一方、レーヴデトワールは1枠1番。「内に入ったのはいいが、(ゲートは後入れの)偶数のほうがよかったなぁ」と淡々と結果を受け止めていた。そして「どの枠順でも(後方待機策は)変わらない」と話した。末脚勝負に賭けるという戦法にブレはないようだ。
「萩Sでは前に行ってひっかかっていたが、白菊賞ではゆったりとした競馬ができた。そのほうがこの馬に合っている。上もそういう競馬で結果を出してきた」(松田博師)
レーヴデトワールは姉のレーヴダムール(2007年2着)、レーヴディソール(2010年1着)と同じ後方待機策で2歳女王の座に挑む。(取材・写真:花岡貴子)