ゲート内で暴れたポイントパイパーの競走除外で14頭の攻防に。鋭い脚を繰り出した2番人気エクセレントビュー(牝、美浦・高柳)が1分37秒2のタイムで快勝。4角で幼い面を見せる馬も何頭か見られたが、96年桜花賞馬ファイトガリバーを祖母に持つチチカステナンゴ産駒は中団追走から直線もしっかりとした脚取り。急坂で先行勢の脚が鈍ったところを一気に貫いた。続いたのもゴール前で襲いかかった組。1馬身半差の2着は4番人気のキスカラハジメヨウで、さらに首差の3着には10番人気のトーセンマルシェが入った。なお、好位を運んだ1番人気モンドクラッセは4角で後退する場面。再び差を詰めたものの、6着に終わった。
「ケイコにまたがって、センスの良さは感じていました。しまいもしっかり伸びたし、期待通りの走りでした」と戸崎圭は能力の高さを絶賛していた。
提供:デイリースポーツ