初東上のヨハネスブルグ産駒がはじけた。1番人気のタガノブルグ(栗東・鮫島)が急坂で自慢の末脚を繰り出し、1分9秒3のタイムで2勝目をゲット。好スタートを決めると、先を急ぐ馬を行かせてじっくりと追走。直線半ばで逃げた2番人気テルミドール(4着)の脚色が鈍ったところを一気にかわし去った。1馬身1/4差の2着は8番人気のクリノコマチ、さらに1馬身1/4差の3着には12番人気のフリュクティドールと人気薄の2頭が健闘した。
「前走を見て、いい脚を持っているなと思っていた。最初はスピードに乗せず馬の後ろで我慢を。最後は切れたね」と石橋脩は想像通りの末脚をたたえる。「今後は距離を徐々に延ばしたい」と鮫島師は展望を語っていた。
提供:デイリースポーツ