(1)レーヴデトワール=レース前日も栗東坂路入りするのが松田博厩舎の通常パターン。だが、中1週とあって厩舎周りの運動で終えた。松田博師は「金曜朝もしっかり乗っているからな。この兄姉はみんな後ろから結果を出しているし、この馬も差しが板についてきた」と前走で見せた豪快な末脚を発揮を期待する。
(2)トーセンシルエット=関東馬で最後に阪神競馬場へ。高野助手は「渋滞で予定よりも少し遅れたが、輸送に関しては心配していない。レースセンスのいい馬。好位で競馬ができれば」と色気たっぷりの口ぶりだった。
(3)マイネグラティア=阪神競馬場に到着後、ゆっくりと馬房で過ごした。上田厩務員は「輸送はいつも通り大丈夫。カイバもしっかり食べている。状態は前走よりも良くなっている」と上位進出を狙っている。
(4)メイショウアサツユ=栗東CWでキャンター。「この中間からDバミにしているんですが、いい感じです」と、調教師試験に合格したばかりの池添助手。「体は絞れて、馬もリラックスしています」と臨戦態勢は万全だ。
(5)ニホンピロアンバー=栗東Eをキャンターで周回。「追った後も順調で、体重に大きな変動もありません」と田所師。「前半、マイペースに徹して行ければ、外回りの長い直線もクリアできるのでは」と前向きに話した。
(6)フォーエバーモア=同厩2頭とともに阪神競馬場へ到着。「変わりなくいい状態。輸送は問題ないタイプだし、この馬の力を出し切れる出来。あとは骨っぽいメンバー相手にどこまでやれるか」と成田助手の鼻息は荒い。
提供:デイリースポーツ