ロードカナロアが圧勝、香港スプリントを連覇。ラストランで有終の美を飾った(撮影:高橋正和)
現地時間8日、香港・シャティン競馬場で行われた香港スプリント(3歳上・GI・芝1200m、14頭立て・1着賞金855万香港$)に、日本のロードカナロア(牡5、栗東・安田隆行厩舎、岩田康誠騎手)が出走。
道中は好位の外を追走して、直線に入って追い出しを開始し、残り300mを切ったところで先頭に立つと、あとは後続との差をどんどんと広げる一方。2着のソールパワー(セ6、愛・E.ライナム厩舎、J.ムルタ騎手)に5馬身差をつける圧勝で見事連覇を達成した。3着には、地元のフレデリックエンゲルス(セ4、香港・J.ムーア厩舎、Z.パートン騎手)が入った。勝ちタイムは1分08秒25。
既にこのレースがラストランとなることが表明されていたが、最後にケタ違いの強さを日本のファンと世界のホースマンに見せつけて有終の美を飾ることとなった。通算成績はGI・6つを含む19戦13勝。
【日本馬プロフィール】
◆ロードカナロア(牡5)
騎手:岩田康誠
厩舎:栗東・安田隆行
父:キングカメハメハ
母:レディブラッサム
母父:Storm Cat
馬主:ロードホースクラブ
生産者:ケイアイファーム
通算成績:19戦13勝(重賞9勝)
主な勝ち鞍:2012年香港スプリント(GI)