2日、大井競馬場で行われた金盃(4歳上、ダート2000m・1着賞金3000万円)は張田京騎手騎乗の2番人気ブラウンシャトレー(牡8、船橋・岡林光浩厩舎)が好位追走から先に抜け出すと中団追走から外に持ち出した6番人気クールアイバーを1馬身差抑え快勝した。勝ちタイムは2分05秒2(良)。さらにクビ差の3着には9番人気ウエノマルクンが入った。逃げた1番人気ベルモントストームは5着に敗れた。

　勝ったブラウンシャトレーは父ナグルスキー、母マルカート(その父ゲイメセン)という血統。名古屋競馬でデビューした同馬は00年サラブレッドチャレンジC(交流G3)を制するなど活躍。03年に岡林厩舎に移籍し、04年には東京シティ盃、マイルGPと重賞2連勝を果たしている。前走報知オールスターCではウツミジョーダン(牡5、岩手・村上佐重喜厩舎)の2着に敗れていた。通算成績60戦12勝(うち重賞10勝)。鞍上の張田京騎手は02年インテリパワーで制して以来2度目の勝利。管理する岡林光浩調教師は同レース初勝利となった。