現地時間5日、豪・フレミントン競馬場で行われたグローバル・スプリント・チャレンジ第1戦、ライトニングS(豪G1・芝1000m)は、G.ボス騎手騎乗のファストネットロック Fastnet Rock(牡4、豪・P.ペリー厩舎)が、道中は外目の後方追走から一気に追い出すと、馬群から抜け出したアリンギ Alinghiをクビ差捕らえ快勝した。勝ちタイムは57秒37。3着には昨年のスプリンターズS(G1)3着馬ケープオブグッドホープ Cape of Good Hopeが入り、バブルガムフェロー産駒ブラックバブル Black Bubbleは出走を取り消した。
勝ったファストネットロックは、父デインヒル、母Piccadilly Circus(その父ロイヤルアカデミーII)という血統。昨年のアップアンドカミングルS(豪G2・芝1200m)などの実績を持つファストネットロックは、第1戦の勝利で10ポイントを得た。同シリーズは、10月2日のスプリンターズS(G1・芝1200m)まで豪・英・日を転戦し、第2戦オーストラリアS(豪G1・芝1200m)は、19日に豪・ムーニーヴァレー競馬場で行われる。