好時計でのV発進。武豊騎乗の3番人気メイショウワコン(牡、父タイキシャトル、栗東・河内)がセンスあふれる走りで初陣を飾った。好位追走から勝負どころで反応良くスピードアップ。軽快に逃げた2番人気のダラニ(2着)を楽々とかわし去り、最後は3馬身差をつける快勝劇だった。勝ちタイムは1分11秒8。さらに2馬身半差の3着は5番人気のタガノタヴェルナー。1番人気のテーオーソルジャーは2番手追走から退き5着に終わった。
武豊は「まだ仕上がっている感じではないのに、スピードがあるし素質も高い」と評価する。河内師は「ゲートでも鳴いていたというし、まだ緩い。距離はマイルくらいまでこなせそう」と飛躍を期待した。
提供:デイリースポーツ