中山金杯に向け追い切りを行ったユニバーサルバンク(撮影:井内利彰)
2014年最初に行われるJRA重賞、中山金杯(1月5日・中山芝2000m)、京都金杯(1月5日・京都芝1600m)をはじめとした、正月競馬に向けた追い切りが12月30日、31日に行われている。
30日のCコースでは、中山金杯に出走予定のユニバーサルバンク(栗東・松田博資厩舎)が追い切り。同厩舎の追い切り(アドマイヤクーガー)が遥か前方で行われていたが、ゴール前ではそれに追いつくのではないかというくらいの前進気勢を見せて、6F86.2〜5F70.8〜4F55.9〜3F41.0〜1F12.9秒。時計は遅いが、馬なりだったし、いかにもやる気満々といった感じ。
31日はCコースをはじめとした、トラック馬場が左回り。そこで朝一番、追い切りを行ったのは、中山金杯に出走予定のオーシャンブルー(栗東・池江泰寿厩舎)。ちなみに2秒ほど前方には、京都金杯に出走予定の同厩トーセンレーヴが追い切りを行っており、その後方での単走。時計が6F85.6〜5F68.1〜4F53.1〜3F38.3〜1F12.6秒と平凡なように、決して目立つ動きではなかった。
ちなみに、31日の坂路馬場は開場して、まもなく、2歳馬の故障があり、馬場が1時間近く閉鎖。坂路馬場での追い切りを予定していた、京都金杯出走予定のオースミナイン(栗東・松永昌博厩舎)は、予定を変更して、DコースP馬場で追い切っている。