2頭出しの宮厩舎はともに2日に栗東坂路で追われた。11年の覇者コスモファントムは4F57秒7-42秒0-12秒6。宮師は「動きはまずまず。この時季はいいし状態が整って復権できそうだね。息も持つようになってきた」とうなずく。同57秒0-41秒1-12秒5のマックスドリームにも「動きは良かった。2000mはこなせる範囲だし実際、重賞でも掲示板に載っている。ハンデも恵まれた」と一発ムードだ。
メイショウサミットは難波(レースは北村宏)を背に栗東CWを単走で追われて、6F81秒0-38秒2-12秒1をマーク。難波は「雰囲気はいいですね。休み明け2走目の上積みもありそう」と良化を感じ取る。「ただ、ためて切れるタイプではない。離して逃げるくらいにハナを切って、スタミナで粘り込む形が理想」と、思い切った単騎逃げの形をイメージしていた。
提供:デイリースポーツ