白毛というだけではなく、茶色のブチが入った珍しい毛色でも話題となっているマーブルケーキ(撮影:佐々木祥恵)
マーブルケーキ(牝3・萩原清厩舎/父キングカメハメハ)が、1月19日(日)中山6Rの芝1600mでデビューする。白毛のシラユキヒメの8番目の子供になる同馬だが、白毛というだけではなく、茶色のブチが入った珍しい毛色でも話題となっている。
同馬について萩原清調教師の話。
「まだ体質の弱さはありますが、素質的には良いものがありますし、すぐ上の姉・ブラマンジェと比較しても、この馬は芝向きの走りをしますね。強い時計はさほど出してはいませんが、除外で出走が延びた分、乗り込み量も十分です。馬体重は440キロくらいですね」
かしわ記念(GI)やカブトヤマ記念(GIII)を勝ったストロングブラッドの半妹・ビビッドフレイム(牝3/父パイロ)も、1月19日(日)中山5Rのダート1200mでデビューする。管理する高橋祥泰調教師の話。
「追い切りの本数もこなし、順調に来ています。ワンペースっぽいところもあって、もう少しパンチが欲しい気もしますが、水準以上の時計は出しています。レースの肝心なところでスピードを出せれば、良い競馬ができると思いますけどね。NHKマイルCで3着になった姉のサマーキャンドルもウチにいましたが、いいスピードがありましたからね」
高橋(祥)厩舎からは、サウスセレクト(牡3/父サウスヴィグラス)も、ビビッドフレイムと同じレースでデビューする。
「入厩してすぐ、立ち上がるなどゲートが悪くなってしまったので、その矯正に1か月ほどかかりました。そのため、平場の調教をやり直しになってしまいましたが、その分じっくり時間をかけて乗り込むことができました。サウスヴィグラス産駒らしい体付きをしていますし、調教の動きも水準以上で、初戦からやれそうな感じがします」(高橋祥泰調教師)(取材・写真:佐々木祥恵)