重賞で好走してきた地力を見せつけた。キングカメハメハ産駒のタガノグランパ(栗東・松田博)が1番人気に応えて快勝。危なげない内容でオープン入りを決めた。道中は中団をリズム良く追走し、勝負どころでは内からスムーズに進出。逃げた3番人気のコスモグラウベ(2着)を目標に追いだすと、あっさりとらえて1馬身1/4差をつけてゴールした。勝ちタイムは1分21秒0。さらに3/4馬身差の3着は4番人気のキンシノキセキ。人気を分け合った2番人気のエイシンスパルタンは中団から外を回る形で6着に敗れた。

　今回がコンビ初結成となった菱田は「前が残りやすい馬場でしたが、しっかりといい脚を使ってくれました」と笑顔。「乗りやすくて、とても能力が高いと思います」と評価していた。

提供：デイリースポーツ