デビュー戦とは思えないクレバーな走りが光った。素質馬が集った一戦を制したのは蛯名騎乗の1番人気カレンリスベット(牝、父マンハッタンカフェ、美浦・国枝)。好位の外めでスムーズに流れに乗ってリズム良く道中をパスすると、手応え十分に直線へ。直線半ばで堂々と抜け出すと、直後から追った2番人気レッドシェリール(2着)の追撃を余裕を持って3/4馬身差で振り切った。勝ちタイムは1分50秒5。さらに1馬身1/4差の3着には3番手のインからしぶとく伸びた5番人気のブライティアスターが入った。
「おっとりしていて、乗りやすかった」と振り返った蛯名は「ひ弱でまだまだだけど、能力は相当高い。大事にしていけば、先々は楽しみな馬だよ」と好素質を評価した。
提供:デイリースポーツ