2番人気の
プレジールシチー(牡、父ゴールドアリュール、美浦・田村)が、後続に1馬身差をつけてデビュー戦を快勝。ダートGI9勝を挙げた偉大な兄
エスポワールシチーをほうふつさせる先行抜け出しで見事に初陣を飾った。勝ちタイムは1分27秒4。2着は好位から差を詰めた9番人気の
アルファアリエス、さらに1馬身1/4差の3着には8番人気の
スプラッシュアゲンが逃げ粘った。なお、1番人気の
サーストンコラルドは中団のまま見せ場すらつくれず8着に敗れた。
石橋脩は「早めに先頭に立ちたくなかったので、前に馬を置きたかった。抜け出して物見をしたほど。能力はあるしこれから良くなる」と称賛。田村師は「負けたらどうしようかと思っていた。行けるところまではダートで」と胸をなで下ろしていた。
提供:デイリースポーツ