クラシックに駒を進めるために重要な一戦となるきさらぎ賞。今年は無敗で2連勝している
トーセンスターダム、
バンドワゴンの2頭の対決に注目が集まる。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■2/9(日) きさらぎ賞(3歳・GIII・京都芝1800m)
トーセンスターダム(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)は2012年の1歳セレクトセールで2億5000万円の最高値で取引されたディープインパクト産駒。期待通りに新馬戦を制すると、続く京都2歳Sでも前残り馬場で粘る
アグネスドリームを大外を回しながらきっちりと捕らえて見せ、その素質の高さを示した。相手が強くなるここでどんな競馬ができるか、クラシックに向けてその走りが注目される一戦。
バンドワゴン(牡3、栗東・石坂正厩舎)は新馬戦で
トゥザワールドに6馬身差をつける圧勝。
トゥザワールドはそこから3連勝で若駒Sを制しているように、この馬の素質は計り知れないものがある。新馬、エリカ賞共に逃げ切り勝ちなので、絡まれた時にどんな競馬ができるかが課題だが、ここでは不安より期待の方が大きい。
その他、一戦毎の良化が目立つ良血馬
サトノルパン(牡3、栗東・村山明厩舎)、前走は3着に敗れたが、素質が高そうな
ダノンアンビシャス(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)、前走は崩れてしまったが、ここなら実績上位の
ピークトラム(牡3、栗東・橋口弘次郎厩舎)なども上位争いの候補。発走は15時35分。