9日、京都競馬場6Rで新馬戦(3歳・芝1600m・15頭)が行われ、中団でレースを進めた和田竜二騎手騎乗の4番人気アドマイヤアース(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が、直線で外から脚を伸ばし、ゴール寸前で逃げ粘る9番人気ウチノウマサイコー(牝3、栗東・田所秀孝厩舎)を捕らえ、これにアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分37秒5(稍重)。
さらに1.1/4馬身差の3着に6番人気メイショウネブタ(牡3、栗東・中村均厩舎)が入った。なお、3番人気イルーシヴキャット(牝3、栗東・松元茂樹厩舎)はメイショウネブタから1.1/2馬身差の4着、2番人気サットー(牝3、栗東・高橋義忠厩舎)はさらにクビ差の5着、1番人気ロザリウム(牝3、栗東・橋口弘次郎厩舎)は9着に終わった。
勝ったアドマイヤアースは、父キングカメハメハ、母サンウィルシャイン、その父サンデーサイレンスという血統。叔父に04・05年のマイルCS南部杯連覇などGI・4勝を挙げたユートピアがいる。
【勝ち馬プロフィール】
◆アドマイヤアース(牡3)
騎手:和田竜二
厩舎:栗東・友道康夫
父:キングカメハメハ
母:サンウィルシャイン
母父:サンデーサイレンス
馬主:近藤利一
生産者:ノーザンファーム