フォーエバーモア鹿戸師は重賞初Vに強い意欲「勝ってもらわないと」/クイーンC

2014年02月11日 12:00

確勝を期す阪神JF3着馬フォーエバーモア

 桜の舞台で逆転を狙うためにも、ここは落とせない一戦となる。昨年暮れの2歳女王決定戦・阪神JF。8番人気と伏兵の一頭に過ぎなかったフォーエバーモアだが、好位追走の積極策から先頭へ立つ見せ場たっぷりの走りを見せた。結果、鼻、首差の3着に奮闘。関西の重賞ウイナー2頭レッドリヴェール、ハープスターをギリギリまで苦しめた。

 レース後は福島県のノーザンファーム天栄に放牧に出され、じっくりと充電。当初の予定通り、ここから始動する。中間の調整は順調だ。5日に美浦Wで行われた1週前追い切りは、レッドエレンシア(6歳1000万下)との併せ馬で4F53秒6-13秒2(馬なり)。4Fで0秒4先行した相手に、1Fで馬体を併せ、そのまま併入した。

 久々にその背中を味わった蛯名は「気持ちが落ち着いているのは何より。雰囲気はいいね。順調にきているし、1週前としては十分」と満足げにうなずく。一方の鹿戸雄師は重賞初Vに強い意欲をのぞかせる。「休養明けになるけど、それは関係ない。ここはきっちり勝ってもらわないと」と言い切った。

心身ともにパワーアップした姿を見せつけて、まずは重賞タイトルを奪取。再び2強と相まみえるその日まで、桜戦線の関東トップの座を守り続ける。

提供:デイリースポーツ

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