現地時間26日、今月初めにA.オブライエン調教師(愛)との専属契約を解雇されたJ.スペンサー騎手の後任として、K.ファロン騎手が専属騎手契約を交わすことが明らかになった。先週火曜日にクールモアのオーナーであるJ.マグナー氏と、M.テイバー氏、D.スミス氏と交渉し、金曜日に専属騎手として契約を交わすことが決定した模様。ファロン騎手は、99年からM.スタウト調教師(英)の専属騎手を務めてきたが、これによりスタウト調教師との関係に終止符が打たれることになった。
ファロン騎手は、「スタウト調教師は素晴らしいトレーナーであるし、キングスベスト King's Best(父Kingmambo)とゴーラン Golan(父Spectrum)での英2000ギニー(英G1)連覇、クリスキン Kris Kin(父Kris S.)とノースライト North Light(父デインヒル)での英ダービー(英G1)連覇や、イズリントン Islington(父Sadler's Wells、BCフィリー&メアターフ-米G1)やラシアンリズム Russian Rhythm(父Kingmambo、英1000ギニー-英G1)といった牝馬たちの活躍を共に分かち合ってきた。彼の才能をとても尊敬している」と発言。昨年不振に終わったオブライエン厩舎に一役買いたいという気持ちが強くなったようだ。