ゴール前で一完歩ごとに脚を伸ばしたマハロチケット(牡、父キングカメハメハ、栗東・池江)が、1番人気の支持に応えて初陣を飾った。フワッとしたスタートで序盤は最後方を追走。3コーナー手前から馬群のなかを通ってポジションを押し上げると、直線では前を行く3頭の一番外に持ち出されグイグイ伸びて差し切り勝ち。後続に1馬身1/4差をつける完勝劇を演じてみせた。勝ちタイムは2分6秒8。2着は4番人気のピエールドリュヌ、さらに3/4馬身差の3着には3番人気のアサクサプライドが入った。
「スローペースでも馬込みでしっかり折り合い、内容のある勝ち方ができました」と藤岡佑。スタートもエンジンのかかりも遅かっただけに「上積みがあると思います」と今後の飛躍を期待していた。
提供:デイリースポーツ