豪快に突き抜けた。初芝だった8番人気のテーオーソルジャー(栗東・宮)が矢のように伸びて、1分9秒1のタイムで未勝利戦に続いて2連勝。スタートはひと息だったが、二の脚がつくと中団のインへ。押し切りを図った3番人気ラインスピリット(2着)をゴール寸前でとらえて首差をつけた。半兄に重賞2着4回のコパノフウジン。弟も芝砂を問わない活躍を予感させる。7番人気のフェブノヘアがさらに首差の3着。なお、最後方追走の1番人気ダンツブロードは上位争いには加われず11着に終わった。
藤岡康は「初めての芝でスピードの違いに戸惑って進んで行かなかったけど、直線で進路ができてからはすごい脚を使ってくれました。クラスが上がっても楽しみ」と笑顔で話した。
提供:デイリースポーツ