コパノリチャードが鮮やかに逃げ切り快勝、重賞3勝目/阪急杯

2014年03月02日 20:36

逃げたコパノリチャードが直線でも後続を突き放し4馬身差で重賞3勝目を挙げた

 2日、阪神競馬場で阪急杯(4歳上・GIII・芝1400m)が行われ、押して先手を取った浜中俊騎手騎乗の2番人気コパノリチャード(牡4、栗東・宮徹厩舎)が、そのまま直線に入って後続を突き放し、最終的に最内を突いて上がってきた2着の8番人気サンカルロ(牡8、美浦・大久保洋吉厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分20秒7(良)。

 さらに1/2馬身差の3着に5番人気レッドオーヴァル(牝4、栗東・安田隆行厩舎)が入った。なお、3番人気ガルボ(牡7、美浦・清水英克厩舎)はレッドオーヴァルとクビ差の4着、1番人気ダノンシャーク(牡6、栗東・大久保龍志厩舎)は9着に終わった。

 勝ったコパノリチャードは、父ダイワメジャー、母ヒガシリンクス、その父トニービンという血統。昨秋のスワンSを逃げ切り、マイルCSでも4着と健闘。続く阪神Cは10着に終わったものの、明け4歳緒戦のここを圧勝し、重賞3勝目を挙げた。

 鞍上の浜中騎手は昨日のアーリントンCに続く2日連続の重賞勝利、Dr.コパの名で知られる小林祥晃氏はコパノリッキーのフェブラリーS制覇に続く2週連続の重賞勝利となった。また、コパノリチャードはこの勝利で3月30日(日)に中京競馬場で行われる高松宮記念の優先出走権を手にした。

【勝ち馬プロフィール】
◆コパノリチャード(牡4)
騎手:浜中俊
厩舎:栗東・宮徹
父:ダイワメジャー
母:ヒガシリンクス
母父:トニービン
馬主:小林祥晃
生産者:ヤナガワ牧場
通算成績:11戦5勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2013年スワンS(GII)

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