9日、笠松競馬場で行われた若草賞(3歳牝、ダート1600m・1着賞金260万円)は、濱口楠彦騎手騎乗の2番人気クインオブクイン(牝3、笠松・松原義夫厩舎)が、スタート直後から先頭に立つと、中団待機から追い込んだ1番人気ミラージェネスを1.1/2馬身抑え優勝した。勝ちタイムは1分44秒6(良)。さらに3馬身差の3着には3番人気サツマオゴジョが入った。
勝ったクインオブクインは、父キングヘイロー、母ハイネスポート(その父ノーザンテースト)という血統で、牝系は名門ファンシミン系。1月28日の前走ゴールドジュニア3歳で重賞初制覇を飾り、中央・地方合わせて、キングヘイロー産駒では初の重賞ウイナーになっていた。重賞2連勝で通算成績8戦4勝(JRA・1戦0勝)。