アンコイルドは栗東坂路で僚馬オセアニアボス(9歳オープン)と併せ馬。攻め駆けするパートナーに0秒3差遅れたが、全体では4F51秒1(37秒4-13秒0)と上々のタイム。「この馬なりにいい時計。叩いた効果は十分」と渋田助手は及第点を与えた。前走の京都記念は0秒3差の3着。「体質がしっかりとしてきたし、レース後の回復は早かった。ここで賞金加算を」と意欲を見せた。
今季初戦を4着と好発進したレッドレイヴンは、美浦Wで僚馬サトノギャラント(5歳オープン)、エグゼビア(4歳500万下)の3頭併せでしぶとく併入。5F66秒9-37秒9-12秒6をマークした。「順調だね」と藤沢和師は納得した口ぶり。前走は20キロ増で、デビュー以来最高の馬体重。「今回は輸送もあるのでいいんじゃない。今度はGIII。少しでも着順が上がってくれれば」と巻き返しに期待を寄せた。
提供:デイリースポーツ