12日、阪神競馬場で行われた阪神スプリングジャンプ(JG2・芝3900m)は、白浜雄造騎手騎乗の3番人気ナムラリュージュ(牡4、栗東・目野哲也厩舎)が中団追走から直線早めに先頭に立つと、4番人気ラージヒルジャンプに7馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは4分20秒5(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には5番人気フレノキャプテンが入り、1番人気チアズシャイニングは先行するも5着に敗れた。
勝ったナムラリュージュは、父サクラチトセオー、母バーハレン(その父Capote)という血統。04年10月の障害未勝利戦で初勝利。続く京都ハイジャンプ(JG2)はロードプリヴェイルの2着に入り、その後も障害OP戦で1、2、3着と好走していた。今回が重賞初制覇。通算14戦3勝(うち障害6戦3勝)。
鞍上の白浜雄造騎手、管理する目野哲也調教師ともに同レース初制覇。白浜雄造騎手は、ウインマーベラスで03年京都ハイジャンプ(JG2)を制すなどJRA重賞9勝目(すべて障害戦)。目野哲也調教師は、ニホンピロプリンスで94年CBC賞(G2)、96年マイラーズC(G2)を制すなどJRA重賞11勝目。障害重賞は今回が初勝利。