1番人気フーラブライドが外から差し切り重賞2勝目を挙げた(撮影:下野雄規)
16日、中山競馬場で中山牝馬S(4歳上・牝・GIII・芝1800m)が行われ、中団でレースを進めた酒井学騎手騎乗の1番人気
フーラブライド(牝5、栗東・木原一良厩舎)が、直線に入って外から力強い伸び脚を見せ、先行各馬を差し切って優勝した。勝ちタイムは1分48秒5(良)。
1.1/4馬身差の2着は、4角先頭から粘る10番人気
ケイアイエレガント(牝5、美浦・尾形充弘厩舎)と好位から伸びた4番人気
キャトルフィーユ(牝5、栗東・角居勝彦厩舎)の争いとなったが、写真判定の結果2頭同着となった。なお、3番人気
アロマティコ(牝5、栗東・佐々木晶三厩舎)はそこから3/4馬身遅れての4着、骨折明けの2番人気
エクセラントカーヴ(牝5、美浦・堀宣行厩舎)は9着(同着)に終わった。
勝った
フーラブライドは、父ゴールドアリュール、母ヒカルカリーナ、その父メジロマックイーンという血統。昨年は秋に芝へと路線を変えていきなり3連勝で愛知杯を制覇して、年明け緒戦の日経新春杯でも牡馬相手に3着と健闘。初めての中山コース出走となったここでもその実力を見事に発揮し、重賞2勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆
フーラブライド(牝5)
騎手:酒井学
厩舎:栗東・木原一良
父:ゴールドアリュール
母:ヒカルカリーナ
母父:メジロマックイーン
馬主:吉田和子
生産者:青藍牧場
通算成績:28戦6勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2013年愛知杯(GIII)