センスと根性を示して初陣を飾った。7番人気のスプリングサヴァン(牝、父プリサイスエンド、美浦・上原)が先行策から押し切り勝ち。スタートを決めて序盤は2番手で運び、後続が動いた向正面でもポジションを譲らず、3角手前では先頭に立ってレースをリード。直線で抜け出したところで2番人気のレッドダニエル(2着)が強襲をかけたが、最後まで抜かせず首差で振り切った。勝ちタイムは1分56秒8。さらに4馬身差の3着に後方から長く脚を使った4番人気のドラゴンズタイム。1番人気のステラストリームは中団のまま6着に敗れた。
戸崎圭は「ケイコで好感触をつかんでいたし、道中もリズム良く運べた」と声を弾ませる。「センスがいいので、昇級しても通用すると思う」とさらなる飛躍を期待した。
提供:デイリースポーツ