1800mという中距離とマイル戦線の中間の距離で、直線の長い外回りコースで施行されることから、皐月賞前に行われるレースとしては強豪が揃いやすい一戦・毎日杯。今年はマイル戦線で活躍が期待されそうな
アズマシャトルや、ダービーへと駒を進めたい
ラングレーなどがスタンバイ。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■3/29(土) 毎日杯(3歳・GIII・阪神芝1800m)
アズマシャトル(牡3、栗東・加用正厩舎)は間隔の開いた前走・弥生賞では6着に敗れたが、昨年のラジオNIKKEI杯2歳Sで
ワンアンドオンリーの2着に入線しているように、世代では上位の実力を持っている。今回は距離が短縮されるが、これまでのレース振りからはプラスに働きそうだし、メンバー的にもここは実績上位と言えるだろう。
ラングレー(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)は好メンバーが揃った新馬戦を快勝し、一戦毎に着実に実力を付けている。今回は阪神コースに舞台が替わることとなるが、馬場が良い方が合うタイプなだけにむしろプラス材料と考えて良さそう。ここからの飛躍が期待される。
ステファノス(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)は前々走の白梅賞を展開のアヤで取りこぼしたが、前走のつばき賞で即巻き返しを果たした。スケール感のある勝ちっぷりだったし、3走前の内容から京都よりも阪神コースの方が適性が高そう。条件的にピッタリで、ここは期待せずにはいられない。
エイシンブルズアイ(牡3、栗東・野中賢二厩舎)は前走のアーリントンCで人気を裏切る形となった。ここは距離も延びるし、新たな課題が出てくるが、それを克服してもおかしくない素質は持っていそうだ。
その他、勝ち切れないところがあるがレース内容は一戦ごとに良くなっている
マイネルフロスト(牡3、美浦・高木登厩舎)、未勝利戦の勝ちっぷりからここでも通用しておかしくない
ハギノハイブリッド(牡3、栗東・松田国英厩舎)、新馬戦を快勝した
アドマイヤヤング(牡3、栗東・梅田智之厩舎)なども出走を予定している。発走は15時35分。