2番人気のホクラニミサ(美浦・二ノ宮)が、豪快な差し切り勝ちを決め、自己条件で2勝目を挙げた。道中は中団やや後方を追走し、4コーナーで松岡がゴーサインを送ると一気にスパート。直線で外に持ち出すと鋭く伸び、ゴール前で内の各馬をまとめてかわした。勝ちタイムは1分49秒0。1馬身1/4差の2着は7番人気のハツガツオ、さらに、首差の3着には5番人気のスーリールが入線。なお、1番人気のコウヨウマリアは好位から運んだが、直線で伸び切れず5着に終わった。
「行かせると味がないのは前走で経験しました。道中は引っ掛かっていたけど、しっかりと我慢をさせました」と松岡。逃げて失速したフラワーC(13着)からの雪辱を果たし、「直線は(半兄の)セイクレットレーヴ(5歳1600万下)同様にいい切れ味でした。まだまだ良くなりますよ」と満足そうだった。
提供:デイリースポーツ