29日(火)、中山競馬場では、「2014JRAブリーズアップセール」が行われ、今年は節目となる10回目の開催を迎えた。
今年は71頭(牡馬34頭、牝馬37頭)が上場され、全て売却された。売却率は昨年、一昨年に続いて100%を記録した。総売却額は税抜きで7億6370万円(昨年は6億7402万円)で過去3番目に高い記録となった。平均売却価格はいずれも税抜きで、牡馬が1236万7000円、牝馬が927万7000円(昨年は牡馬976万8000円、牝馬806万8000円)。
牡馬の最高値はメジロレーマーの12(父ハーツクライ)で4968万円。牝馬の最高値はシルクヴィーナスの12(父アドマイヤムーン)で3888万円だった。
・馬事部担当の井上真理事のコメント
「例年にも増して、多くの購買者の皆様にご参加いただき、JRA育成馬に対し高い評価をいただけましたことについて、心よりお礼申し上げます。
積極的な情報開示に取り組むなど、わかりやすく安心して参加できるセール運営を評価していただいた結果が、このような好成績につながったものと考えております。
本年のブリーズアップセールでは昨年に引き続き"新規馬主限定セッション"を実施いたしました。JRAでは今後とも新規馬主の方をはじめ、皆様がセリ市場へ参加しやすい環境づくりに取り組んでまいります。
最後に、本日購入された馬たちが順調に成長し、6月から始まる新馬戦をはじめ中央競馬の舞台で活躍することを願っております。」
(JRAの発表による)
提供:ラジオNIKKEI